親の買い物を助けるときは、店へ行くこと、商品を選ぶこと、重い物を運ぶことのどこで困るかを分けます。宅配、移動販売、買い物代行、家族の手伝いは、助けられる範囲が違います。本人が続けたい買い物を残し、難しい作業から補う方法を考えましょう。
困る作業を一つずつ聞く
「買い物はもう無理?」ではなく、「米や水を運ぶのが大変?」「注文の画面が難しい?」など具体的に聞きます。外出そのものは楽しみでも、荷物だけが負担な場合があります。本人が自分で選びたい物も確認してください。
冷蔵庫の中や注文履歴を確認する場合も本人の了承を得ます。家族が遠方からまとめ買いをすると、保存できない量が届くことがあります。消費する量と置き場所を見て、まず困る品物だけを対象にしましょう。
方法ごとの確認点を並べる
農林水産省は、買い物に不便や苦労がある人への食品アクセスの取組を紹介しています。ただし、利用できるサービスは地域ごとに異なります。自治体の窓口、地域包括支援センター、近隣の店などへ、実家の住所で相談できる方法を聞きましょう。農林水産省の食品アクセス案内
| 確認すること | メモの例 |
|---|---|
| 店からの宅配・ネット注文 | 地域、注文方法、最低注文額、配達日、不在時の扱い |
| 移動販売 | 実家の近くの停車場所、日時、商品、支払い方法 |
| 買い物代行 | 品物の指定、代用品、手数料、領収書、室内への持ち運び |
| 家族の手伝い | 担当日、立て替えと精算、買う量、持ち運ぶ範囲 |
| 共通 | 玄関で受け取れるか、袋を開けて保存できるか |
注文と、代用品のルールを決める
本人が商品を選び、家族が注文を補う形もあります。代行で品切れがあったときに、何なら変更してよいかを先に決めると行き違いを減らせます。注文を複数の家族が担当するなら、注文済みの日を共有し、重複を防ぎましょう。
以下は親ナビ編集部が作成した記入用メモです。コピーし、未確認の項目はそのまま「未確認」と残してください。
困る作業:外出/選ぶ/注文/運ぶ/保存 対象の品物:○○、普段の量○○ 本人が続けたいこと:○○ 注文担当:○○、注文の方法○○ 代用品:変更可○○、本人へ確認する物○○ 配達・利用日:○○ 受け取りと片付け:担当○○ 費用:商品代○、送料○、代行料○ 支払い・精算:○○
一度試して、受け取りまで確認する
最初は少ない品物で試し、予定どおり届くか、本人が受け取れるか、冷蔵・冷凍が必要な物を片付けられるかを確認します。「玄関まで配達」と「室内へ運んで収納」は同じではありません。重い荷物の持ち運びも対応範囲を聞いてください。
買い物の困りごとに加えて、調理や食べる準備も難しい場合は、配食など別の支援も相談します。商品購入のために本人のパスワードやカード情報を大人数で共有せず、支払いと担当の方法を本人・サービス窓口で確認してください。
今日、一つだけ進めるなら
親が運ぶのに困る品物を一つ聞き、普段買う量と置き場所を確認します。すべての買い物を変えず、その品物だけを手伝う方法から試せます。
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確認した公式情報
公式情報の確認日:2026年10月11日。表・記入例・段取りは編集部の提案です。サービスの対象・料金・受付条件や自治体の扱いは、利用前に窓口で確認してください。
アイキャッチは確認事項をノートに記録する場面のイメージ写真で、品物・サービスの利用実例ではありません。写真:Tima Miroshnichenko/Pexels。

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